城北建設株式会社 代表取締役 細谷 芳久 氏
香川県の城北建設株式会社では、2018年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。今回は、同社代表の細谷さんとベトナム人3名の声をご紹介します。
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外国人を受け入れている企業様の先進事例
香川県の城北建設株式会社では、2018年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。今回は、同社代表の細谷さんとベトナム人3名の声をご紹介します。
所在地:香川県高松市郷東町796-122
事業内容:建築請負、土木一式鳶土工事業
Website:
https://www.jhohoku.co.jp/
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、特定技能1号のズンさん、ユイさん、フォンさんの3名にお話を伺いました。
ズンさん
ユイさん
フォンさん
2018年にベトナム人を受け入れた時、彼らから受けた最初の印象は「真面目」でした。わからないことはメモを取り、知らない言葉はすぐにスマホで調べる。その努力する姿勢には感心しました。ただ、教える立場としては、やはり言葉の違いはハードルになります。同じ初心者でも、日本人であれば10のことを説明すれば、半分は理解してくれる。でも、日本語ができない外国人だとそうはいきません。どうしても教えるのに時間がかかってしまいます。でも、その教える難しさは人を育てる上で、とても貴重な学びになります。常に「どうすれば伝わるか」を考えるので、ベトナム人に教える経験が、そのまま自分の引き出しになるわけです。すると、日本人の若手に教える時も、自然と懇切丁寧に教えるようにもなる。自分でも育成スキルが上がったと手応えを感じています。
まずは日常的に簡単な日本語で会話していくことが大事だと思います。また、一緒に食事する際には、ベトナム語で「乾杯」してみるなど、彼らの言葉を覚えることもしていました。会社の年行事も距離を縮めるにはとても良い機会で、女木島で行うバーベキューなどにも参加してもらい、社員同士で一緒に楽しんでいます。
とにかく辛抱強く教えていくことが大切です。「日本人のやり方はこうだから」と押し付けてしまうと、外国人にしたら「なぜ?」となるのは当然。逆に、自分がベトナムへ行って働くことになったらと想像すると、何もわからない中で努力を求められ続けるわけです。その気持ちを理解して接することが、きっと成功の秘訣だと思います。