今後の建設分野の特定技能評価試験の実施予定等について

① 国内試験

今年度より、「土木」、「建築」、「ライフライン・設備」の新区分の試験のみを実施しております。試験会場については、東京の他、大阪、愛知、北海道、宮城、広島、福岡を予定しております。

詳細は、以下のリンクをご覧下さい。

（URL https://jac-skill.or.jp/exam/?id=exam03）

② 海外試験

今年度より、海外試験も開始する予定です。まずは、インドネシア、フィリピンにおいて、本年7月の試験実施に向けて、現在作業を進めております。試験情報の公開は6月中旬、受付開始は6月下旬を予定しておりますが、準備が整い次第ご案内いたします。

その他、今後、カンボジア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、タイ、スリランカ、インド、ウズベキスタン、バングラデシュにおいて試験実施を検討しておりますので、こちらについても準備が整い次第ご案内いたします。

上記の取組と併せて、特定募集情報等提供事業の開始に向けた準備を進めます。
JACは、職業安定法第43条の2第2項に規定する「特定募集情報等提供事業」の開始を検討しております。具体的には、同項に基づく届出を行った上で、建設企業の求人情報を海外試験合格者に提供するサービス、海外試験合格者の求職情報を建設企業に提供するサービスを、本年9月以降順次開始できるよう、準備を進めております。
詳細は、準備が整い次第、ご案内いたします。

③ テキストの外国語版について

テキストについては、これまで日本語版のみを公開しておりましたが、受験者の皆様の学習の一助とするため、外国語版を作成し順次公開させて頂きます。

現時点では、英語とインドネシア語版を公開しております。

今後、ベトナム語、フィリピン語（タガログ語）、カンボジア語、ネパール語、スリランカ語（シンハラ語、タミル語）、ウズベキスタン語（ウズベク語）、バングラデシュ語（ベンガル語）の8言語の翻訳版も作成し、公開する予定です。

詳細は、以下のリンクをご覧下さい。

（URL https://jac-skill.or.jp/exam/?id=exam01）

なお、それぞれの試験自体は引き続き日本語で行いますので、ご留意下さい。

特定技能2号評価試験については、現在、JACにおいて試験範囲を示すテキスト等の検討作業を行っております。今後、試験委員会のご確認を頂き、関係行政機関と調整の上、本年9月中には試験日程とともにテキスト等の公開を行い、本年11月から試験開始することを目指しております。以降の試験については、少なくとも月1回以上の頻度で実施する予定です。

テキストについては、現行の特定技能1号評価試験用のテキストに「職長等教育」に関する内容を追加する方向で検討しております。特定技能2号評価試験の合格を目指す方々は、まずは、特定技能1号評価試験用のテキストを活用して基礎的な学習を進めて頂ければと思います。

プレスリリース「今後の建設分野の特定技能評価試験の実施予定等について（2023/5/30）」