株式会社塚田工業 代表取締役社長 塚田 真一郎 氏
東京都を拠点とする株式会社塚田工業では、2005年から(一財)建設業振興基金より研修生の受入れを開始し、現在、中国人、インドネシア人を雇用しています。
今回は、同社代表の塚田さんと職長の島田さん、中国人特定技能1号2名の声をご紹介します。
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外国人を受け入れている企業様の先進事例
東京都を拠点とする株式会社塚田工業では、2005年から(一財)建設業振興基金より研修生の受入れを開始し、現在、中国人、インドネシア人を雇用しています。
今回は、同社代表の塚田さんと職長の島田さん、中国人特定技能1号2名の声をご紹介します。
所在地:東京都台東区三筋2丁目14番地2号
事業内容:建築工事一式請負、建築改修工事、建築設計、左官工事、リフォーム工事 など
Website:
http://www.ae-tsukada.com
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、特定技能1号として働く中国出身のワンさん、ジョさんにお話を伺いました。
王 金保(ワン キンポ)さん
徐 允奎(ジョ インケイ)さん
当社では2005年から中国人を受け入れていて、2022年からはインドネシア人の受入れもスタートしました。王さんや徐さんは当社に勤めてもう長く信頼もあるので、インドネシア人が住む寮の班長として生活のサポートなどもしてくれています。彼ら二人は左官の経験者だったということもあって、仕事を覚えるのも早くて、すぐに当社の仕事の進め方にも順応してくれました。1、2カ月ほど教えたら一人で作業ができるまでになっていたと思います。ただし、教え方は少し工夫していて、まず中国人には人前で怒らないことが大事になります。例えば、立ち入り禁止のところへ間違えて入ってしまった時など、つい「危ない!」と、どうしても唐突に声を大きくしてしまう場面があります。そうした時、彼らはこちらが思う以上にショックを受けてしまいます。ですので、なぜ大きな声で注意したのかを事後に説明することはとても大切です。彼らは日本語がそこまで理解できないこともあって、フォローしないとモチベーションが下がってしまう可能性があります。でも、気を使っているのはそれくらいで、日本人以上に仕事熱心なので、心強い戦力として本当に助かっています。
雑談は大事だと思います。彼らもユーモアは通じるので、仕事の話になった時などに「あの仕事、本当は自信ないんじゃないの?」など、少しからかうと「大丈夫、任せてよ」と返してくるなど、軽口は距離を縮めます。
後は、あだ名で呼ぶことも大切だと思っていて、王さんの場合だと「ワン キンポ」なので、みんなから「ワンポ」と呼ばれています。これだけでも毎日呼んでいれば親しみが湧いてくるもので、不思議と会話の機会も増えてくるのでおすすめですね。
基本的に外国人は目的を持って来日してくるので、仕事には熱心です。しっかり育成すればそれほど不安に感じる必要はないと思います。
私から現場レベルでのアドバイスをするなら、仕事を「見える化」することが彼らとうまく仕事を進めるコツかもしれません。
「今日はここまで」と目標を与えると、彼らもその日のノルマが明確になるので、作業スピードが変わります。ぜひ試してみてください。